やっとこ、気持ちの整理と時間の都合が付きました笑。半月以上掛かったぜ、自分。アルバムの発売がどんどこ近付いてきてるのにいまさら…って感じですが取りあえず自分なりのソメイヨシノ考です。

突如入る歌。前奏に飾り気がなくてビックリ。この曲は全体的にAメロBメロサビの区別が良くわからない。文字通り型に嵌ってない感じ。こういう所からなんだか剛さんのやりたいことが垣間見えるようでした。
剛さんがお母様をお思いになって書かれた曲だというのはもういっそ有名な話ですが、私にはいまいち「桜の花」と「母親」と「自分」という位置関係がつかめずにいました。でもなんだか聞いてるうちにうすうすわかるようになってきたんですよね。「君」とか「あなた」とかそういう二人称が誰に対してかぐらいですが。取りあえず、剛さんはお母様と桜を重ねてるのかな、と。考えれば考えるほど奥が深くて、切なくて胸がきゅーっとなるのですが。そして気になったのは「逝こうか」や「天に昇った」というまぁある意味死に通じるような言葉たち。この言葉が何を意味するものなのか私にはわかれません。ただ単に桜の儚さをあらわしてるのかもしれないし、もっと深い意味があるのかもしれない。
曲想は、ブラスアレンジが凄く利いてるなと思う。一歩間違えれば毒となるブラスをうまく使ってる感じ。その辺はなんというかさすが下神さん笑。一本調子で盛り上がりまでそーっと言っていきなりサビで開き、またそこから静まる。不思議な曲だと思う。目をつぶって聞けばエンドリケリーが泳いでる姿、桜の花弁がはらはらと落ちる様子が目に浮かぶのはきっとエムステ効果?笑。
剛さんの伸びやかな声が益々聞き手を切なくさせてくれる。やっぱりあたしはこの人の歌が凄く好きだし、彼が歌い続ける限り永遠に彼を好きなままだと思う。そう痛感させられるほど素敵だった。さまざまな表情を持つ剛さんの声が大好きだ。

長々書いてからこんなこというのもアレだけど、私がいくらここでガーガー言っても到底この曲の真相には近づけそうもないような深い曲。どれだけ大きな想いが詰まってるかなんて想像もつかないし、そんな不粋なことはしたくない。でも大事に大事に作られた曲だろうから、私はこの先も大事に大事にこの曲を聴いていきたいと思う。綺麗で切なくて儚くて、この曲から受けるイメージはソメイヨシノそのものっぽい。早くアルバムバージョンも聞いてみたいな。

  • 濡れ鼠

初めて聞いた時の感想は確か、辛そうとか苦しそうとかそんな感じだった気がする。歌詞カードを見て一発で惚れてしまった笑。剛さんのこういう難しい感じを充てるところがところが凄いすきで、「如何して」とか「或の日」とかツボ。そして歌を聴いてなんだかあまりの色っぽさにクラクラ。「切れた舌で〜」からのフレーズがよくわからないままヒットしてしまい、ウキャーってなりました笑。
サビではバックが凄い賑やかなのに、一歩サビから離れると一気に曲想が変わってボーカル重視になるところが印象的。テクノな感じが凄いしつつ、最後とか錆びたブランコみたいだったし笑。本当不思議な曲。
「裸体な心」っていうのがずっと気になってて、いや歌詞カード見なきゃなんていってるかよくわからなかったんだけど…。でもこの言葉がこの曲の中では一番気になったところ。裸体な心か…。なんとなぁく直接は聞いたことないけどこういうニュアンスはよく耳にするなと思っていたら、濡れ鼠は「恋する戦士」のテーマソング(?)だそうですね。ご本人のライナーノーツにありました。だからか、なんかこの曲が彼らしいと感じるのは。一生懸命戦って恋をして、それに幻滅して、それでもまた立ち上がる恋する戦士。強く強くなってね。

  • Blue Berry

聴いた瞬間にものすごくツボ直撃だった曲。あたしはこういうファンクな曲が好きなのかも笑。ライブへ行く決心をつけたのがこの曲の存在でした。これを生で歌う剛さんが見たい、楽しそうにフェイクする剛さんの声が聞きたい、と本当に切に願いました。
なんといってもアレンジが素敵です。ブラスが凄いいい。あとコーラス!りん子さんの声がもうなんとも言えないよ…。この曲ではエンドリさんもギターを弾かれてるようですね。なんだか楽しそうな情景が目に浮かびます。
濡れ鼠同様、ものすごく歌詞が剛さんらしい。優しさを信じているところが。凄くキツイ言い回しの歌詞だけど、書いてることは凄く真っ直ぐ。そして優しい。老いてく美の痛みが気になります。どんな痛みなのかな。基本何言ってるかよくわからなかったのですが、歌詞は凄く奥深い気がします。そしてなんだかあたしの好きな言葉がチラホラ見えて楽しい。取りあえず「心音から逃げた〜」からのフレーズはこれ以上ないほどに好き笑。舐めてあげるね、って彼が歌うと妙にエロくなるんですよね笑。
適度に肩の力を抜いたような歌い方が好き。フェイクも素敵です。りん子さんとの掛け合いとか素晴らしいですよ。本当。剛さんの低いところから高いところまで声が隈なく聞けるのも楽しい笑。同じフレーズが何回も来るのに聞き手に飽きさせないのは見事なまでの歌い分けのせいでしょうね。凄いです。そして一番最後のフェイクがあり得ないです。本当最後の最後まで惹きつけられましたよ…。
後で気づいたのですが、この曲のブラスアレンジの方がバリサク吹きさんでビックリしました。よくよく聞いてみればバリバリ来てますね〜。カッコいいなぁ。


はぁ、長々とよくもまぁ書いたもんですね笑。取りあえず私もまとめることが下手なので想いのままに書き綴らせていただきました。ENDLICHERI☆ENDLICHERIすべての活動についてはもうちょっとしたら書きます。取りあえずライブに行ってからかな。自分の目でしかとエンドリと堂本剛両方を見てこなければ。いやぁ、アルバムが楽しみだ!公式ホームページのCowardセルフライナーノーツを読んだら益々楽しみになりました。あのライナーノーツ凄い面白かったです。「痛いですよね」ってご本人が言ってて笑いました。
2/24はBlue Berry、3/3はアルバムの曲をエムステで歌ってくれるようで。Blue Berryが聞けるのね!楽しみだぁ!