26日に、定期演奏会が終わりました。晴れて部活を引退することとなります。最後の定演は物凄くあっという間だったけど、私は物凄く楽しかったです。私の学校の定演は三部構成なのですが私が振るのはオープニングと三部そしてアンコールです。計6曲という曲数を抱え、死にそうな時もあったけどとても楽しかった。めちゃめちゃ緊張もしたし、振り間違えたし。そして二部の先生が振る曲のソロではソロ始めで思い切りリードミスをするという暴挙を成し遂げました。何やってんだか。完全にリードの選択ミスです。ぎゃー。
引退ということもあり、指揮者挨拶やら何やらでは涙が溢れて止まりませんでした。本当色々あったから。楽しいことも沢山あったけど、辛いことも多かった。だけどそれを吸収できたからこそ今があると思っています。謎に孤独に陥ってすべてに対して不信感を抱いてしまった時もあった。先生とけんか腰で話したこともあった。体がしんどい時もあった。泣いたこともたくさんあった。そんな時、助けてくれたのは仲間たちだったと思う。頼りない指揮者で最後の最後までみんなに迷惑かけてしまったけど、ずっと着いて来てくれた仲間たち。本当に感謝してます。
この三年間の部活、そして一年間の指揮の経験が私に与えてくれたものは自信とそして仲間たち。そして人を信じる心だと思います。精神的にも強くなりました。本当にありがとう。

今日、引継ぎのために局室へ行ってきました。自分の私物とか整理してたらもうしんみり寂しくなっちゃって。なんかダメでした。気持ち切り替えないとダメなのにね。でも私は完全燃焼出来たので。本当よかったと思う。後輩たちに今後のことは任せます。老兵は去るのみです笑。

定演には沢山の人が来てくれました。中学のときの親友、こないだチケット売った友人たち、中学時代の後輩、ピアノの先生、そして高校の友人がたくさん。みんな私たちの演奏会に来てくれて本当に嬉しかったです。そのうちの一人がめちゃくちゃ泣いてて笑。感動して泣いてくれたらしいですが、本当嬉しかった。なんか人に感動を与えることが出来るって凄いことだと思う。
ギター小僧さんも来てくれましたよ。アンコールが定演に間に合うかどうか瀬戸際だという話をしてて、しかもアンコールがウェザーリポートのバードランドだったため軽音の友人たちは黙っちゃいられなかったようです笑。ギター小僧さんはハラハラしながら聞いてたようですが。でも「思ったよりよかったよ」と言われました。どれだけのものを想像されてたんだ笑。こっちにだって一応プライドっつーもんがあるのにね。そしてギター小僧さん、頭が可笑しくなったのかキレイだ、可愛いよ、などと私のことを褒めまくってくる始末。なんなんだ、一体。私のサックスについても「去年よりは上手くなった」と褒められてんだか貶されてんだか。よくわからん。うん、でも楽しんでくれたようでよかった。

三年間の部活をやってく上で支えてくれた部活の仲間たち、いつも励ましてくれた友人、破天荒な部活なのにずっと黙って見守ってくれていた家族、私たちに付き合っていつも練習してくれた顧問の先生、たくさんの人に言葉にするのは難しいほどの感謝を込めたいと思います。本当にありがとうございました。